ウッディエンス・メールマガジン

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■ ウッディエンス メールマガジン          2012/12/21  No. 026
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■  木材の科学は日進月歩! 日本木材学会から最新の情報をお届けします  ■
                                     ■
                      発行 日本木材学会広報委員会 ■
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                    日本木材学会広報委員会委員長 林知行
                                       http://koho.cocolog-nifty.com/blog/
                                                         

■本号の目次■

 本号の掲載記事は以下の通りです。
 
◆地球規模における低炭素化社会の実現を目指して
         =一般社団法人日本木材学会=
                                              林知行(森林総合研究所)
                                      
◆生物劣化研究会・木質文化財研究会 2012秋季合同シンポジウム
 “木質文化財を虫菌害から守るために”
                     酒井温子(奈良県森林技術センター) 
                   前田恵史(【株】コシイプレザービング) 
                        高妻洋成(奈良文化財研究所) 
 
◆第3回日本木材学会地域木材産業研究会開催報告
                  中山茂生(島根県中山間地域研究センター) 
 
◆第42回木材の化学加工研究会シンポジウム開催報告
                     長谷川良一(岐阜県生活技術研究所)
                     
◆産学官連携推進委員会主催「木材利用の現場を見る」第1回見学会 開催報告
【エネルギー利用@川崎:木質バイオマス発電所と燃料チップ製造工場】
                           足立幸司(秋田県立大学)

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 行事終了後、速やかに、編集委員長まで原稿を提出していただくと、編集が楽に
なります。原稿は随時受け付けておりますので、よろしくご協力ください。

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◆地球規模における低炭素化社会の実現を目指して
         =一般社団法人日本木材学会=
                                              林知行(森林総合研究所)
                               
 本稿は農林水産研究ジャーナルVol.35、No.12に掲載された日本木材学会の紹介記事
です。

 森林はその育成の過程で大気中の二酸化炭素を吸収し、炭素を樹木として地球上に
固定します。つまり森林は炭素の貯蔵庫としての働きを持っています。貯蔵庫から取
り出された木材は木造建築や紙として我々の生活を豊かにしていますが、木材が木材
である限り、そこには炭素が貯蔵されたままになっています。したがって、森林だけ
ではなくて、地球上に存在する木材製品が増えれば増えるほど、大気中の二酸化炭素
が減少することになります。これが、2011年に開催の気候変動枠組条約第17回締約国
会議(COP17)でも合意された木材利用の炭素貯蔵効果です。
 
◇この続きは下記のリンクからご覧ください。
 http://www.jwrs.org/woodience/mm026/hayashi.pdf
 			
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◆生物劣化研究会・木質文化財研究会 2012秋季合同シンポジウム
 “木質文化財を虫菌害から守るために”
                     酒井温子(奈良県森林技術センター) 
                   前田恵史(【株】コシイプレザービング) 
                        高妻洋成(奈良文化財研究所) 

“木質文化財を虫菌害から守るために”をテーマとしたシンポジウムを、平成24年9月
28日金曜日、京都大学宇治キャンパス・木質ホールにて開催いたしました。これは、
恒例の生物劣化研究会の秋季講演会を、昨年度発足した木質文化財研究会との共催企
画として行ったものです。今回のシンポジウムでは、文化財保存科学に関わる研究機
関、木質科学を専門とする大学、そして薬剤開発に関わる企業から、それぞれの立場
で、文化財の虫菌害の現状と保存対策、被害状態の正確な評価方法、そして文化財に
使用されている薬剤について、話題提供をいただきました。

◇この続きは下記のリンクからご覧ください。
 http://www.jwrs.org/woodience/mm026/sakai.pdf
		
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◆第3回日本木材学会地域木材産業研究会開催報告
                  中山茂生(島根県中山間地域研究センター)

 2012年10月18日(木)17時から,東京大学弥生講堂アネックスセイホクギャラリーに
おいて,参加者31名のもと「地域認証材とJAS構造用製材を考える」をテーマに,第3
回地域木材産業研究会が開催されました。今回の研究会では,「各地域において地域
材の認証制度があるところ,検討中のところ,また無いところも含め,地域認証材へ
の取り組みや役割,課題について岡山県,静岡県,長野県の事例を紹介していただく
とともに,JAS構造用製材との関わりを今一度整理して,地域の木材生産,加工,流
通を活発にするために,私たちに何ができるか,何をしなければならないかを考えて
みる」ことを趣旨としました。本稿では研究会幹事として,今回の研究会運営に関わ
った立場から,その概要を報告させていただきます。

◇この続きは下記のリンクからご覧ください。
 http://www.jwrs.org/woodience/mm026/nakayama.pdf
		
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◆第42回木材の化学加工研究会シンポジウム開催報告
                     長谷川良一(岐阜県生活技術研究所)

 2012年10月25日(木)〜26日(金)に、キャンパスプラザ京都(京都府京都市下京
区)において、『木質バイオマス利用技術最前線−ナノ技術から実大技術まで−』を
テーマとした講演会を開催した。今回は、開催場所の利便性の良さや、話題性のある
テーマが多かったことを反映し、今までで一番多くの参加者(約90名)であった。
また企業からの参加者が7割を占めたことも、本テーマに対する関心の高さが伺えた。
 以下にシンポジウムについて概要を報告する。
 
◇この続きは下記のリンクからご覧ください。
 http://www.jwrs.org/woodience/mm026/hasegawa.pdf
		
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◆産学官連携推進委員会主催「木材利用の現場を見る」第1回見学会 開催報告
【エネルギー利用@川崎:木質バイオマス発電所と燃料チップ製造工場】
                           足立幸司(秋田県立大学)

 2012年11月20日(火)に一般社団法人日本木材学会産学官連携推進委員会の主催による
「木材利用の現場を見る」第1回見学会を開催しました.「エネルギー利用の現場を
見て,語る」との趣旨にて,燃料チップを製造するジャパンバイオエナジー株式会社
と木質バイオマス燃料を利用した川崎バイオマス発電株式会社を見学した後,会議室
に場所を移して,農林水産省林野庁林政部木材産業課の赤羽元氏から木質バイオマス
発電関連施策の話題提供をいただき,意見交換しました.

◇この続きは下記のリンクからご覧ください。
 http://www.jwrs.org/woodience/mm026/adachi.pdf
		
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