研究会など

傾斜した樹木にはあて材が形成される。あて材は利用上の問題点となるが、その特異な成分分布を利用して、細胞壁成分の形成の研究に用いられてきた。 近年の成分分布解析法の進歩により、あて材形成に特定の細胞壁成分が関与する可能性が指摘されてきた。 本シンポジウムではあて材形成機構について、細胞壁成分の分布と機能という観点から問題点を整理し、今後の展開について討論する。

（１）教科書「あて材」の出版について
（２）圧縮あて材仮道管におけるヘミセルロースの分布
（３）引張あて材における非セルロース性多糖類の機能
（４）特異的な広葉樹あて材における組織構造とリグニン分布

連絡先：	吉永　新（京都大学大学院農学研究科）
幹　事：	藤井智之（森林総合研究所関西支所）
	船田　良（東京農工大学大学院農学研究院）

連絡先：	杉山真樹（森林総合研究所）
	金山公三（産業技術総合研究所）

概　要：	研究会の名称変更も含め、今後どのような活動をしていくのか、 本研究会会員の一人一人が研究会の役割についてもう一度考え直す機会としたシンポジウムを開催する。以下は予定。
	1) 企業からの要望(最近の研究開発等を含む) 2) 研究者からの提案 3) ディスカッション
連絡先：	中村　昇（秋田県立大学木材高度加工研究所）
	相馬智明（東京大学大学院農学生命科学研究科）

見学先：	上津屋橋(こうづやばし・流れ橋）・平等院・天ヶ瀬橋（吊り橋）（予定）
概　要：	木質構造物の維持・管理の様子を見学します。いずれも、長く大切に使われている事例です。
参加費：	3,000円程度（貸切バス代と拝観料等として当日集金します。）
参加人数：	先着40名
参加申込み：	3月4日（金）までに、氏名、所属、連絡先を下記にご連絡ください。
連絡先：	酒井温子（奈良県森林技術センター）

連絡先：	藤田弘毅（九州大学農学研究院）
	鈴木史朗（京都大学生存圏研究所）

連絡先：	松井宏昭（森林総合研究所）

内　容：	「今、パルプ紙研究で何をなすべきか」（仮題）話題提供者3名予定
備　考：	出席人数を確認しますので、1月末日までにEメールにて下記までお申し込みください。
連絡先：	岡山隆之（東京農工大学）

内　容：	陸上バイオマスが水圏へ流出する際の有機物の動態に関する御講演、産業用バイオマス生産利用事例の最新状況に関する御講演があります。どなたでも参加できます。 「湿地帯における植物起源有機物の分解機構」 豊原治彦（京都大学大学院農学研究科） 「トチュウのゴム増産技術とバイオマス開発 中澤慶久（大阪大学大学院工学研究科）
連絡先：	山田竜彦（森林総合研究所）
	上高原 浩（京都大学大学院農学研究科）

見学先：	瑞穂農林株式会社（京都府）
内　容：	会社の概要を講演していただきます。きのこ生産は、休日のため行っておりませんが、可能な範囲で関係施設を見学します。
参加費：	2,000円程度（貸切バス代と資料代等として当日集金します）
参加人数：	先着20名
参加申込み：	3 月4 日（金）までに、会員番号、氏名、所属、連絡先を下記にご連絡ください。
連絡先：	増野和彦（長野県林業総合センター）

内　容：	「京都の木で建てる・京都の木で魅せる」南　宗和（(株)里仁舎）
	「木材量とデザインの差異はヒトに影響するか」恒次祐子（(独)森林総合研究所）
	「木質空間はストレス軽減に寄与するか」小林大介（横浜国立大学教育人間科学部）
	「木材の誘目性：木が目立つことはいいことか」仲村匡司（京都大学農学研究科）
	アイマークレコーディングの実演
参加費：	無料
資料代：	1,000円（予定）
参加費：	無料
連絡先：	仲村匡司（京都大学大学院農学研究科）
	小林大介（横浜国立大学教育人間科学部）
共　催：	日本生理人類学会Wood / Human Relations研究部会
	(社)日本木材加工技術協会木質仕上げ部会

内　容：	「学校の先生が知っておきたい木材の基礎基本」
	-木材加工教育の新展開（幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校）について-
連絡先：	浅田茂裕（埼玉大学）
	寺床勝也（鹿児島大学）

方　式：	組織培養セミナー世話人9名によるオンラインディスカッション
	広く意見を募る意味で、オブザーバ参加を歓迎します。
申込方法：	参加御希望の方は、下記の「連絡先」にメールにてお申し込みください。
連絡先：	黒田宏之（京都大学生存圏研究所）