10巻(1964)
10巻1号 (1964)
論文
合板のパネルおよびプレート剪断剛性試験について
高見 勇/1
振子式木材切削試験器による木材切削(第4報)掬い角の影響
野口昌巳,杉原彦一,上条雄吉/10
合板の圧締時のクリープ歪みについて
大熊幹章/17
木材の汚染に関する研究(第1報)鉄汚染に対する樹種の感性
武南勝美/22
木材の汚染に関する研究(第2報)銅,クロム汚染に対する樹種の感性
武南勝美/30
樹皮の化学的研究(第11報)アカマツ外皮リグニンスルホン酸の性状
十河村男,幡 克美/36
10巻2号(1964)
総説
木材酵素について
近藤民雄/43
論文
光弾性皮膜法による木材のひずみ測定(第1報)変性エポキシ樹脂の光弾性特性(1)
高橋 徹,中戸莞二/49
光弾性皮膜法による木材のひずみ測定(第2報)変性エポキシ樹脂の光弾性特性(2)
高橋 徹,中戸莞二/55
縦挽における丸鋸歯の前面切削作用に関する2,3の考察,主として歯喉角の影響
福井 尚,佐藤友哉/62
木材における釘の衝撃引抜抵抗について(第3報)
継田視明/68
細粒状木質廃材の連続炭化試験(第1報)装置の試作と運転結果について
戸田治信,中村米松,小田島輝一,堤 浩,黒田一郎/71
ヘミセルロースに関する研究(第1報)中性溶剤によるヘミセルロース抽出法について(1)
土師美恵子,宮崎鑑吾/77
クリプトメリジオールの構造
住友昌之,伊藤洋子,平位博志,和田賢一/81
10巻3号(1964)
総説
Outline of Address on the Significance of Extractives in Wood Utilization
W. E. HILLIS/85
論文
木材の動的粘弾性の温度依存性
鈴木正治,中戸莞二/89
ブナ生材比較注入実験(第5報)長材に対する各種加圧注入法の効果並びに材長の影響
清水敬二/96
パルプ原木としての腐朽材の化学的研究(第6報)かつ色腐朽菌,白色腐朽菌による木材ホロセルロースの分解(英文)
香山 彊/102
パルプ原木としての腐朽材の化学的研究(第7報)人工培地に生育したオオウズラタケおよびカワラタケの細胞壁の炭水化物組成(英文)
香山 彊/106
リグニンに対するメタクリル酸メチルの放射線グラフト共重合
越島哲夫,村木永之介/116
γ線照射によるリグニン・メタクリル酸メチルグラフトポリマーの崩壊
越島哲夫,村木永之介/116
市販木炭の比表面積
岸木定吉,阿部房子/120
10巻4号(1964)
論文
未成熟材に関する研究(第2報)スギ樹幹内の比圧縮強度と比圧縮ヤング率の分布
渡辺治人,堤 寿一,松本 勗,太田貞明/125
合板製造における粉末接着法の研究(第1報)接着条件と接着力について
田中淳郎/131
樹皮の化学的研究(第12報)アカマツ外皮リグニンスルホン酸の分子量および粘度的性質
十河村男,幡 克美/136
ポリスルフィド蒸解に関する研究(第1報)蒸解時におけるリグニンの挙動
中野準三,宮尾再青,高塚千代子,右田伸彦/141
資料
国際木材解剖用語集147
抄録/167
10巻5号(1964)
論文
木材の曲げクリープに及ぼす温度変化の影響について
北原覚一,湯川公夫/169
光弾性皮膜法による木材のひずみ測定(第3報)光弾性皮膜の弾性変化とひずみ分布について
高橋 徹,中戸莞二/176
誘電率型検収計の比重誤差
上村 武/182
合板製造における粉末接着法の研究(第2報)水分と接着との関係について
田中淳郎/188
ポリスルフイド蒸解に関する研究(第2報)ポリスルフィド二段蒸解によるパルプの収率増加に影響する諸因子
宮尾再青,中野準三,右田伸彦/193
種々な植物より得られるリグニンの性質に関ずる研究(第2報)赤外線吸取曲線について
川村一次,樋口隆昌/200
リグニンの酸化分解について(第1報)パーオキシダーゼによる針葉樹リグニンとその模型化合物の酵素的分解(英文)
石川久維,沖 妙/207
テレビン油の旋光性に特異性を示したマツについて
高島藤順,新居恒夫,児玉象こ郎/214
材の抽出成分(第6報)イヌマキ材中のテルペノイド:Macrophillic acid, podototarin, totarol, 16-carboxy-totarolの分離確認(英文)
高橋利夫,安江保民,今村博之,宮崎 信,本田 収/217
10巻6号(1964)
論文
木材の膜孔構造について
原田 浩/221
ハードボード熱圧時のマットの含有水分が強度におよぼす影響について
大熊幹章,吉田弥明/226
北ボルネオ産木材の比較耐朽性について
水本 晋/230
心材形成機構に関する研究(第1報)組織の細胞化学
樋口隆昌,深沢和三,中島庄兵/235
酵素作用によるリグニンの分解(第3報)ヒイ口タケおよびキンイロアナタケの酵素によるバニリン酸,バニ口イル蟻酸,グアヤシルルビン酸の脱炭酸酸化
福住俊郎,浦牛原昭治,大橋耐二,芝本武夫/242
テルペン類の研究(第8報)Nootkatinol(Hydronootkatinol)がネズミサシ材中に存在することについて
広瀬敬之/251