木材の科学と利用技術IX
「木材の科学と利用技術」は日本木材学会の研究分科会が木材に関連する最新の情報をテーマごとに実験や調査の結果を基にしてまとめた資料で,今回ご紹介する第IX巻は最近話題となっている次の5つのタイトルからなっています。テーマに関心のある方はぜひ購入をご検討ください。
第1分冊 地産・地消型のビジネスモデルを学ぶ(67ページ)
- 地産・地消型のビジネスモデルについて
- 地域資源活用における乾燥材の位置づけ
- 地産地消型木材ビジネスモデル構築上の課題
- バイオマスエネルギー ―木質ペレットについて―
第2分冊 木質構造の防耐火性能とモデル設計(90ページ)
- 木造建築物に関する防・耐火規制の概要
- 木質防火材料の動向
- 木造による耐火建築物
- ルートAによる木質系耐火構造の開発
- 準耐火構造に関する技術開発
第3分冊 木質材料と空気質(98ページ)
- 建材からのホルムアルデヒド放散量の測定に関して
- デシケータ法に関する理論的考察
- 建材の化学物質発散に関する実態調査報告書の概要
- 無垢の木材由来のVOCの特徴と機能性
- 木質材料からの揮発性有機化合物放散量の測定と簡易測定法の評価
- 木質、自然素材住宅の室内空気質測定
- 木質住宅のVOC室内気中濃度
- アセトアルデヒドを中心とした木質系住宅及び非住宅用途における室内空気測定並びに材料からの放散挙動に関する研究
第4分冊 木材接着のこれから(88ページ)
- 木材接着耐久性
1.1 木材接着耐久性予測
1.2 木材接着の耐久設計を実施するための総合的アプローチ - 安全性
2.1 人への安全性
2.2 火に関する安全性
2.3 構造上の安全性 - 易廃棄性
3.1 解体性接着剤
3.2 接着剤の加水分解を利用したボード類のリサイクル
3.3 バインダーレスボード - 機能性接着
4.1 発熱性接着とそれを応用した発熱合板の開発
4.2 振動減衰性接着
4.3 防腐機能性接着 - 木材成分の利用と複合化
5.1 木材成分の接着剤への利用
5.2 ナノファイバーコンポジット
5.3 木粉とポリマーの複合化
第5分冊 木質系廃材の現状と予測(82ページ)
- 林地残材発生量の推計
- 工場残廃材の発生および利用状況と今後の排出予測
- 解体住宅戸数と解体木材発生量の将来予測
- 解体木質材の地域リサイクルシミュレーションモデルの構築
- 木質残廃材のエネルギー利用の現状と事例紹介
価格:1セット(5冊) 5,000円
分冊(1冊)特価 1,000円 (送料は実費を申し受けます)
申込先 日本木材学会事務局 E-mail:office[at]jwrs.org([at]を@に変えて下さい)