刊行物
Journal of Wood Scienceの2019年からのフルオープンアクセス化について
英文誌「Journal of Wood Science」は,現在IFが1.0を越え,木質科学に関する世界的な基幹雑誌の一つとして広く認知されております.今後の更なる国際発信力強化という観点から,すべての論文のオープンアクセス化(フルオープンアクセス化)を目指して検討を重ねてまいりましたが,その結果,現在の編集・出版体制を維持した形で2019年1号(65巻1号)よりフルオープンアクセス化を実施することとなりました.
2019年からは,会員の皆様の全ての論文が一律の投稿・掲載料(770ユーロ)で世界中の研究者に自由に読んでいただけるようになります.なお,投稿システムについては基本的に従来通りで変更はありません.
フルオープンアクセス化にともなう投稿経費等については下記の予定となっております.
- 会員からの投稿論文に関する投稿・掲載料:一律770ユーロ(オープンアクセス化経費(APC)(Article Processing Charge))
- 非会員からの投稿論文に関する投稿・掲載料:APCとして一律1,250ユーロ
- APCは論文のページ数によらず一律
- フルオープンアクセス化以前の論文については,ウェブ掲載後12ヶ月が経過した時点で無料フルオープンアクセス化
現在編集中の論文の取り扱いやフルオープンアクセス化に向けた投稿開始時期等,新たな情報については随時ホームページ等で会員の皆様にお知らせいたしますので,ご理解と協力のほど宜しくお願い申し上げます.
なお,ご意見等ございましたら,編集部(edit-office@jwrs.org)までお寄せいただければ幸いです.
日本木材学会・会長 福島和彦
日本木材学会・編集委員長 吉村 剛