組織と材質研究会 2024年春季シンポジウム
<材質評価技術の最前線>

【日時】2024年3月15日(金)13:00-16:00

【場所】:京都大学農学部総合館(吉田キャンパス北部構内)W-214

【趣旨】
 木材は、植栽から収穫まで長年の生命活動で形成された材料であるため、他の材料と比較して複雑な構造を有している。そのため、木材を質的または量的に評価する上では、細胞レベル、年輪レベルおよび樹幹レベルで評価方法を確立することが重要となる。近年の特性評価技術(イメージング技術やハイスループットな評価技術など)の発展は目を見張るものがあり、従来の方法では難しかった知見の集積や解析が行われつつある。そこで本シンポジウムでは、木材利用で重要となる密度や晩材仮道管S2層のミクロフィブリル傾角などの形質や木材の病虫害被害について、新しいアプローチで研究を進めている研究者にご発表いただき議論することで、木材の組織と材質研究の発展に寄与するための場としたい。


日本木材学会 組織と材質研究会 企画担当
森林総合研究所林木育種センター東北育種場 井城 泰一

【要旨集】 こちらからダウンロードしてください。

【プログラム】
(13:00-13:05)用語集について 中田 了五(林木育種センター北海道育種場)

13:05-13:10 シンポジウム開会挨拶 山下香菜(会計幹事)

13:10-13:20 趣旨説明 井城泰一(森林総合研究所林木育種センター東北育種場)

【座長:武津英太郎(森林総合研究所林木育種センター)】

13:20-13:50 喜多祐介(京都大学大学院)
「イメージングとインフォマティクスの融合による樹木細胞の多元的形態情報解析」 

13:50-14:20 高島有哉(森林総合研究所林木育種センター関西育種場)
「スギの大断面切片に適用したImageJプラグインの開発と組織構造プロファイルの取得」 

14:20-14:30 休憩

14:30-15:00 海野大和(住友林業)
「SilviScanによる半径方向の複合的な多材質計測-カラマツ・グイマツ交雑次代の計測例-」 

15:00-15:30 中島剛(青森県産業技術センター林業研究所)
「X線CTを用いたクロマツ樹体内における接種されたマツノザイセンチュウの3D可視化」 

15:30-15:55 総合討論

15:55-16:00 閉会挨拶 渡辺宇外(代表幹事)

【申し込み方法・Zoom接続情報】 下記フォームよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfMf0G8ftSrfsW5cnYoLcRlFKV14gzuC8cYWVBCrQB13D14sw/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0&usp=mail_form_link


【お問い合わせ先】
 山下 香菜(森林総合研究所)zaikana(at)ffpri.affrc.go.jp
 渡邊 宇外(千葉工業大学先進工学部)ugai.watanabe(at)it-chiba.ac.jp

※※※上記メールアドレスは迷惑メール防止のため、@を(at)に置き換えています。お手数ですが、アドレスを直に編集してご連絡下さい※※※--->



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