江間忠研究助成について
本事業は、江間忠木材株式会社および江間忠合板株式会社のグループ創業80周年記念活動の 一環として設けられた「江間忠木材・江間忠合板研究助成制度」に基づく研究助成寄付金を受けて、日本木材学会が運営・実施しているものです。
江間忠グループは、海外からの木材、合板、および建材の輸入事業を中核として、住宅建築資材の加工 (在来軸組および2x4のプレカット)、不動産開発・物流施設事業を活発に展開している企業であり、本研究助成制度は、木質資源の持続的利用に基づく資源循環社会の実現へむけて貢献することをめざして設けられました。
2003年5月16日に行われた覚書調印の模様
江間亮三代表 取締役社長(写真左側、当時)と飯塚堯介学会長(当時)
助成制度の内容は、木材の加工と利用技術に関する研究プロジェクトに対する助成(毎年2プロジェクトに対し助成)と海外からのJ. Wood Science への学術論文投稿および発表に対する助成(毎年6件に対し助成)からなり、当初5年間の予定でスタートしたものです。
その後本プロジェクトは順調に進展し、2011年3月までに9課題の研究プロジェクトが行われました。また、J. Wood Scienceへの海外から学術論文投稿に対する助成の件数も30件を超えるまでに至りました。
H21年度から名称を「江間忠研究助成」と改め、研究助成の募集を開始致しました。