本年3月,日本建築学会限界状態設計法小委員会では各構造統一的な考えのもとに「建築物の限界状態設計指針(案)」をまとめた。木質構造はこの中でレベル1の形でまとめられているが,もとよりこれは最終案ではなく,今後多くの討議を重ねよりよいものに変えていく必要がある。本シンポジウムの目的は,最近の精力的な木材強度データの蓄積,構造解析あるいは信頼性解析手法の開発など,限界状態設計に関連する技術の集積を受けて,材料・接合・構造の研究者・実務者が一堂に会して討議を重ね,木質構造の限界状態設計の将来像を明らかにしようとするものである。プログラム:
主 催:日本建築学会木質構造限界状態設計法小委員会,日本木材学会木材強度・木質構造研究会
日 時:12月16日(木) 13:00〜16:30
会 場:建築会館ホール(建築会館内,東京都港区芝5-26-20)
参加費:無 料
資料代:実費(当日,会場にて徴収)