特別シンポジウム
「21世紀の展望 ― 循環型社会の実現を目指して ― Part-I」
循環型社会とは、ものの生産や消費あるいは日常生活の過程でゴミを出さない社会である。生物資源の時代を迎えようとするときに、木材の生分解性がうたい文句に終わらないよう様々な方策を講じる必要がある。しかし、現状は厳しいものがあり、木材の総合的利用を考えたとき、どこに問題点があるのか?解決する鍵は?等々、関連業界の実状と技術的課題を話し合うことにより、循環型社会の実現を目指して展望を開きたい。
主 催:日本学術会議木材学研究連絡委員会
共 催:日本木材学会,日本木材加工技術協会,繊維学会,紙パルプ技術協会,日本木材保存協会,日本包装学会
日 時:1999年5月29日(土)14:00〜17:00
会 場:東京大学山上会館(東京都文京区本郷)
次 第:
(1) 開会挨拶 | |
(2) シンポジウム | |
@戸建て住宅解体材の現状と課題(仮題)
東京大学大学院工学系研究科教授 坂本 功氏
|
|
A木材防腐ならびに防虫関連産業分野における課題と展望
(社)日本木材保存協会常務理事 岩崎 克己氏
|
|
B製紙産業の技術開発とその特徴 ― 循環型社会とのさらなる調和をめざして
―
(社)紙パルプ技術協会専務理事 飯田 清昭氏
|
|
C高分子の新展開「新しい制振材料」
東京工業大学大学院理工学研究科教授 住田 雅夫氏
|
|
(3) 討論・総括 | |
(4) 閉会挨拶 |
なお閉会後、17時30分より同会館において懇親会も予定しております。
要旨集の販売:シンポジウム講演要旨集(実費 1,000円)の入手については下記にお問い合わせ下さい。
木研連幹事:祖父江信夫(e-mail: afnsobu@agr.shizuoka.ac.jp)