日 時:1998年11月20日(金) 13:30〜17:00
会 場:学士会分館(東京大学本郷キャンパス内赤門となり。〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 TEL03-3814-5541)
テーマ:「水と熱と木材と −高温処理と木材−」
本年度は「水と熱と木材と −高温処理と木材−」と題して講演会を行いたいと思います。ここ数年来、話題となっております圧縮成形、高温乾燥・前処理など「水を含んだ木材の高温域での熱処理技術」に注目し、特にこれらの技術のベースとなるご研究を精力的に行っておられる方々に話題提供をお願いしました。関係各方面からのたくさんのみなさまのご参加をお待ちしております。内 容:
12:50〜13:30 | 受け付け | |
13:30〜13:40 | 主催者あいさつ | |
13:40〜14:25 | 「0〜200℃の範囲での湿潤木材の力学挙動」 | 京都大学木質科学研究所 師岡淳郎 |
湿潤木材の力学挙動に関する研究は,これまで100℃以下で行われていたが,最近,さらに高温での力学測定が可能になった。そのような高温域で湿潤木材は構造変化を受ける場合があり,それが力学挙動に反映されることを述べる。 | ||
14:25〜15:10 | 「The relaxiation of residual stresses in logs due to a heat treatment - Thermal softening of wood powder as a model experiment - 」(熱処理による樹幹の残留応力の低減機構に関する研究 ─ モデル実験としての木粉の湿熱軟化 ─) | 名古屋大学農学部 Alvaro Tejada Javier
(アルバロ・テハダ) |
直接熱処理による丸太の残留応力低減のメカニズムを明らかにするために,100℃内外の湿熱下における木粉の熱軟化挙動をGoringの方法によって検討した。その結果,ヘミセルロースの熱変成が軟化点に影響することが明らかになった。 | ||
15:10〜15:30 | 休 憩 | |
15:30〜16:15 | 「圧密化プロセスにおける水と熱の影響」 | 名古屋工業技術研究所 小原光博 |
圧密加工の前処理としての高温水蒸気による軟化処理について,加工力や組織変化の視点から検討した。また圧密加工材の残留応力の存在を示し,寸法安定化のための残留応力除去方法としての高温処理の可能性について言及する。 | ||
16:15〜17:00 | 総合討論 |
司 会 東京大学 信田 聡
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懇親会 | (同会場内を予定) |
懇親会費:5,000円
参加の申し込みおよび問い合わせ先:
参加ご希望の方は,下記の申込書をご記入の上,または参加希望の旨を当研究会幹事あてにFAXまたは郵送にて10月23日(金)までにご連絡ください。なお,参加費および懇親会費は当日会場にてお支払いいただきます。問い合わせ先(連絡幹事):
〒305-8687 茨城県稲敷郡茎崎町松の里1 森林総合研究所木材利用部 乾燥研究室 小林功参加申込書:下記をコピーしてお使いください。
TEL 0298-73-3211(内線579) FAX 0298-73-3798
〒717-0013 岡山県真庭郡勝山町勝山1884-2 岡山県木材加工技術センター 河崎弥生
TEL 0867-44-3367 FAX 0867-44-3367
氏 名 | |
勤務先・所属 | |
連 絡 先
(勤務先または自宅) |
住 所(〒 - )都道府県
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懇親会参加
(どちらかに○) |
・懇親会に参加します ・懇親会に参加しません |