生物資源(木材)が化石資源に替わって文明を担って行くとき,環境問題に真の解決の途が開けてくる。その実現に向けて,私達は木材に関する情報を国際的に共有し,研究情報を交換しようではないか。昨年4月,高知大会の折に設立された国際木材学会は学協会が会員である。その会員数は7カ国,14に及ぼうとしている。シンポジウムは各国の研究動向,特に若手研究者の状況,さらに木材利用の現状と問題点を出し合って,将来の夢の実現に向かって意見を交換する。
主 催:日本学術会議木材学研究連絡委員会,国際木材学会(IAWPS)
共 催:日本木材学会,日本木材加工技術協会,繊維学会,紙パルプ技術協会,日本木材保存協会,日本包装学会
日 時:1998年5月30日(土)13:00〜17:00
会 場:東京大学山上会館(東京都文京区本郷)
次 第:
(1)開会挨拶 | ||
(2)シンポジウム | ||
@基調報告: | 「日本における木材研究・木材利用の動向」 | 富田文一郎 |
A話題提供: | 「韓国における木材研究・木材利用の動向」 | Cho Nam Seok |
B 同 : | 「Indonesiaにおける木材研究・木材利用の動向」 | Dr. Yusuf S. Hadi |
C 同 : | 「台湾における木材研究・木材利用の動向」 | 呉 順昭 |
D 同 : | 「Trend of wood research and utilization in Australia」 | Harry Greaves |
E 同 : | 「Trend of wood research and utilization in USA」 | Norman P. Kutscha |
F討論・総括 | ||
(3)閉会挨拶 |