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第1回会告 ｜ プログラム

第18回木材接着研究会（予告）

　下記の要領で同シンポジウムを開催いたします。今回はフランスのPizzi教授 をお招きして、木材成分（特にタンニン）からなる接着剤に関して、ご講演をお願い いたしました。日本のその分野の著名な先生（京都大学教授　白石信夫氏、東京大学助教授　小野拡邦氏、三重大学名誉教授　阿部勲氏、その他未定）にも講演していただ き、活発な討論の場にしたいと考えております。多数の方々のご参加をお願い申し上 げます。

主　催：日本木材学会木材接着研究会

日　程：1997年10月30日(木)〜31日(金)

会　場：東京営林局　木のアトリウム（東京都江東区東陽6-2-11）

テ−マ：天然物由来のポリマ−，接着剤（仮題）

問い合わせ先：〒113　東京都文京区弥生1-1-1
　　　　　　　　東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻
　　　　　　　　竹村彰夫　TEL 03-3812-2111内線5268　FAX 03-5684-0299
　　　　　　　　　　　　　e-mail　akiot@hongo.ecc.u-tokyo.ac.jp

　なお、プログラム、参加申し込み方法等については次号（9月号）に詳しく
掲載する予定です。

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第18回木材接着研究会のお知らせ

　木材の有効利用のひとつの手段として，木材およびその成分を接着剤等の有用物質に化学変換するという方法があります。これは古くて，新しいテ−マでもあります。今回はフランスのPizzi教授をお迎えします。Pizzi教授は樹皮成分であるタンニンとホルムアルデヒド，フェノール，レゾルシノール，イソシアネートなどとを組み合わせて木材用接着剤を合成し，ハネムーン型接着剤や高耐久性接着剤を開発するとともに，パーティクルボード，合板，集成材などを試作してその接着性能を評価してきました。また，現在はタンニンの生化学的ラジカル反応動力学，防腐剤の固着，接着剤からのホルムアルデヒドの放散の問題など幅広い研究を行っています。このPizzi教授を中心に，内外の著名な先生方に加わって頂き，下記の要領でシンポジウムを開催いたします。ここから，新しい発想を生み出すための活発な討論の場にしたいと考えておりますので，多数の方々のご参加をお願い申し上げます。

主　催：日本木材学会木材接着研究会

日　程：1997年10月30日(木)〜31日(金)

テーマ：天然物由来のポリマー，接着剤

プログラム：

　10月30日（木）

13：00〜13：10　開会の挨拶

13：10〜17：10

1. An historical overview of the development and industrial application of tannin based adhesives.

2. Tannin adhesives of zero formaldehyde emission: radical/ionic autocondensation vs. polycondensation.

3. A new thermomechanical approach to the study of adhesives cross-linking and entanglement networking on wood.

Universite Henri Poincare - Nancy I 　　Antonio Pizzi氏

17：30〜 　　　　懇親会

　10月31日（金）

10：00〜11：00　オーストラリアにおけるタンニン接着剤の研究開発−過去、現在、未来

CSIRO　　矢崎義和氏

11：00〜12：00　天然フェノールポリマーの求核反応性

三重大学名誉教授　　阿部　勲氏

13：00〜14：00　木材の液化、応用および液化機構について　　京都大学　　白石信夫氏

14：00〜15：00　木材液化物からの接着剤　　　　　　　　　　　　　東京大学　　小野擴邦氏

15：10〜16：00　総合討論

懇親会費：6,000円（当日受付の場合は8,000円）

なお、上記の会費につきましては当日現金にて徴収させて頂きます。

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