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第1回会告 | プログラム
共 催:日本木材学会他 日 時:1997年10月27日(月),28日(火) 会 場:北海道大学学術交流会館(札幌市北区北8条西5丁目) 討論主題:リグニンの基礎及び応用研究 講演申込締切:7月7日(月) 1)題目,2)発表者氏名(講演者に○),3)所属,4)発表形態(口頭発表かポスター セッション),5)連絡先(住所,氏名,郵便番号,電話番号,FAX番号),6)400字 程度の程度の概要を添えて,下記宛にお申し込み下さい。申込後に題目の変更が ないように注意して下さい。なお,申込件数が予定を越えた場合は,件数を調整 させていただきますので,ご了承下さい。 講演要旨締切:8月23日(土)必着 講演要旨を,1)目的,2)方法,3)結果に分けて,図表を含めてB5用紙4枚(ポス ターセッションの場合は4もしくは2枚)に記入して,コピー1部を添えて下記まで お送り下さい。なお,英文で題目,所属,発表者氏名及び要旨(100語以内)も所 定の欄に記入して下さい。図表の説明も英文にして下さい。 参加登録:8月23日迄に,参加登録料(一般6,000円,学生4,000円,講演集代及び送料を含 む)を下記宛に振り込んで下さい。締切後はそれぞれ7,000円と5,000円になりま す。講演集は1部4,000円で頒布します。退官され現在無所属の方は,参加登録料 は無料ですので,多数のご参加をお待ちしております。 懇 親 会:10月27日の講演終了後に,近くの会場で行います。参加ご希望の方は,8月23日 迄に懇親会費6,000円(締切後は7,000円)を振り込んで下さい。 申 込 先:〒060 札幌市北区北9条西9丁目 北海道大学農学部木質資源化学講座 第42回リグニン討論会世話人 佐野嘉拓 TEL 011-706-3638(FAXも同じ) 振 込 先:郵便振替 口座番号 02770-1-26796 口座名称 第42回リグニン討論会 問い合わせ先:〒060 札幌市北区北9条西9丁目 北海道大学農学部森林科学科木質資源化学講座 佐野嘉拓 TEL 011-706-3638(FAXも同じ) 浦木康光 TEL 011-706-2817(E-mail: uraki@for.agr.hokudai.ac.jp) ご連絡にはFAXをご利用下さい。
共 催:日本木材学会他 後 援:ホクサイテック財団 会 場:北海道大学学術交流会館(札幌市北区北8条西5丁目) {交通}札幌駅(地下鉄、JR)より徒歩5分 北大正門すぐ (自家用車での入構は出来ません) 第1日目(10月27日) 午前の部(9:00〜12:00) オーラルセッション(講演時間:発表12分、討論8分) 101 イネ培養細胞におけるヒドロキシケイ皮酸類の形成機構 (名大農)○福島和彦、山下耕司、加藤由佳、安田征市 102 イネ節間柔組織形成異常mutantを用いた細胞壁形成過程の解析 (東京農工大大学院BASE)○西窪伸之、荒木智之、藤川 裕、 (東京農工大農)平田 豊、(愛知教育大)北野英己、(筑波大農林工学系)黒田健一、 (東京農工大大学院BASE)片山義博 103 イネ科植物リグニンにエーテル結合したヒドロキシ桂皮酸の結合位置 (東大大学院生命科学研究科)○角谷和芽、飯塚堯介、 (東大アジア生物資源環境研究センター)飯山賢治 104 Eucalyptus camaldulensisおよびE. globulusの樹幹内変異を用いたリグニン含有率、 リグニンのモノマー組成比とヘミセルロース組成比の関係について (王子製紙梶@森林資源研)○小名俊博、園田哲也、伊藤一弥、柴田 勝 105 Eucalyptus globulusリグニンの化学的性状 (京大大学院農学研究科)○片平 類、中坪文明 106 超音波照射したリグニン溶液のESR法による研究 −スピントラッピング法の適用− (北大大学院工学研究科)○清野晃之、吉岡亜希、藤原政司、恵良田知樹、田畑昌祥、 高井光男 107 リグニン化学構造の不均一性(2)−エーテル結合の選択的開裂反応を用いたリグニンの 性状の検討− (東大大学院生命科学研究科)○堀 啓映子、飯塚堯介 108 CAD阻害によって形質転換させた樹木中に生成する異常リグニンの化学的構造について −種々の化学分解反応に対するシンナミルアルデヒド構造の挙動− (岐大連農)○伊藤 隆、河合真吾、大橋英雄 (京大名誉教授)樋口隆昌 午後の部(13:00〜17:30) ポスターセッションP1〜P24(13:00〜14:00) オーラルセッション(14:00〜16:00) 109 樹木の細胞壁リグニン生合成及び糖代謝過程の免疫組織化学的研究 (東京農工大大学院BASE)○吉富圭織、増野洋子、西窪伸之、真壁和彦、 (東京農工大農)川合伸也、(東京農工大大学院BASE)諸星紀幸、片山義博 110 土壌微生物Sphingomonas paucimobilis SYK-6株のリグニン分解に関与するテトラヒドロ 葉酸依存性脱メ チル化酵素遺伝子(lig H)の構造と機能に関する研究 (東京農工大大学院BASE)○園木和典、(東京農工大農、現日本製紙梶j笠原健秀、 (コスモ総研)西川誠司、(東京農工大農)川合伸也、 (東京農工大大学院BASE)諸星紀幸、片山義博 111 担子菌における菌体外ヘム酵素合成系の解析−外因性5-アミノレブリン酸の菌体外酵素 分泌への影響− (九大農)○松下啓太、割石博之、田中浩雄 112 ペルオキシラジカル及びスーパーオキサイドアニオンの関与する遷移金属錯体一電子移 動系反応によるリグニンの解重合 (京大木研)○渡辺隆司、(ウィーン工科大生物化学工学微生物研)Karin Koller、 Kurt Messner、(京大木研)仲亀誠司、榎 牧子、本田与一、桑原正章 113 リグニンペルオキシダーゼによるベラトリルアルコールの酸化機構 (森林総研)○桃原郁夫 114 Lignin Peroxidaseによるリグニンの直接酸化−DHPとLip compound I、IIの反応性の検討− (九大農)○城島 透、割石博之、田中浩雄 特別講演(16:30〜17:30) 「地球環境とバイオマス」 北大大学院地球環境科学研究科長 戸倉 清一 懇 親 会(18:00〜20:00) 札幌アスペンホテル(札幌市北区北8条西4丁目) 第2日目(10月28日) 午前の部(9:00〜12:00) オーラルセッション 201 トチュウの粗酵素によるネオリグナン・リグナンのエナンチオ選択的生成 (香大農)○加登優樹、片山健至 202 Linum flavumのリグナン生合成酵素について (京大木研)○三亀啓吾、梅澤俊明、島田幹夫 203 ベンジル化木材樹脂の発泡性を支配する諸因子 (日本化学機械製造梶j平岡俊治、上田昌見、高見泰博、○越島哲夫 204 リグニン含有型吸水性ポリウレタンフォームの形態的及び物理的性質 (福井工大工) ○畠山兵衛、伊豆田良信、兼松幹生、 (物質工学工業技術研)廣瀬重雄、畠山立子 205 リグニンベースポリカプロラクトン誘導体からのポリウレタンの調製と熱的性質 (福井工大工)○伊豆田良信、畠山兵衛、(物質工学工業技術研)廣瀬重雄、 畠山立子 206 タンニン−タンパク質沈殿機構 (京大大学院エネルギー科学研究科)○河本晴雄、(京大大学院農学研究科)中坪文明 207 高分子量procyanidin gallateの合成とその性質 (京大大学院農学研究科)○米田 聡、中坪文明 208 炭素化非木材繊維シートの物性 (高知大農)○大谷慶人、中島綾子、鮫島一彦、(青森工試)岡部敏弘、斎藤幸司 午後の部(13:00〜17:00) オーラルセッション 209 Ganoderma sp. YK-505株の産生するマンガンペルオキシダーゼの安定性について (九大農)○原園幸一、近藤隆一郎、坂井克己 210 担子菌Bjerkandera adusta(ヤケイロタケ)の生産するマンガンペルオキシダーゼの有機 溶媒中における反応 (京大木研)○茶谷明伸、(鳥取県工試)吉田晋一、(京大木研)本田与一、渡辺隆司、 桑原正章 211 白色腐朽菌のリグニン分解に関与する酵素系に関する研究(XIII) −白色腐朽菌の産生するsiderophore様物質について− (学振特別研究員)○平井浩文、(九大農)近藤隆一郎、坂井克己 212 白色腐朽菌Phanerochaete sordida YK-624株より得られた突然変異体によるクラフトパルプ のバイオブリーチング (九大農)○石村大児、(学振特別研究員)平井浩文、(九大農)近藤隆一郎、坂井克己 213 The Study on the 13C-NMR Spectra of Kraft Lignins from Na2S Pretreatment Pulping (南京林業大リグニン化学研究室)○金 永燦(Jin Yongcan)、李 忠正 (Lee Zhongzheng)、Diesheng Tai、(東京農工大農)佐渡 篤 214 リグニンのオゾン酸化に伴う過酸化水素の生成 (森林総研)○真柄謙吾、(筑波大農林工学系)池田 努、(森林総研)富村洋一、 (森林総研、筑波大農林工学系)細谷修二 215 酸素脱リグニンに影響を与える要因 ―溶解性有機物とリグニン量のばらついたパルプの 影響― (日本製紙樺央研)○種田英孝、飯嶋 純 フェルナンド 216 酸素系の漂白過程における活性酸素種の反応経路と反応選択性 (東大大学院生命科学研究科)○横山朝哉、松本雄二、飯塚堯介 217 フェノキシラジカルと酸素との反応性について(2) (東大大学院生命科学研究科)○杉元倫子、松本雄二、飯塚堯介 218 塩素漂白で生成した高分子有機塩素化合物の環境中での挙動(2) −熱分解ガスクロマトグラフによる分析法の確立− (東大大学院生命科学研究科)○幸田圭一、新谷博幸、松本雄二、飯塚堯介 219 塩素漂白過程で環開裂した芳香核に由来する低分子化合物の検出 (東大大学院生命科学研究科)○新谷博幸、松本雄二、飯塚堯介 ポスターセッション 第1日目(10月27日13:00〜14:00) P01 脱成分処理によるコルク細胞壁微細構造の変化 (京大大学院農学研究科)○白井伸侍、吉永 新、藤田 稔 P02 ニトロベンゼン酸化後のヒノキ材細胞壁の構造 (京大大学院農学研究科)○大野清三、吉永 新、藤田 稔 P03 ニトロベンゼン酸化後の数種の広葉樹材細胞壁の構造 (京大大学院農学研究科)○吉永 新、藤田 稔 P04 ラジオトレーサー法によるリグニン試料調製中のペクチンおよびキシランの挙動の解明 (名大農)○今井貴規、中井陽子、安田征市 P05 リグニン前駆体とペルオキシダーゼの親和性と反応性 (岐大農)○土橋英紀、伊藤岐仁、重松幹二、棚橋光彦 P06 フェノール性β-O-4型ジリグノール合成法の改良 (岐大農)置田恭子、田中 愛、杉下千洋、飛鳥井雅倫、河合真吾、大橋英雄 P07 近赤外フーリエ変換ラマン分光法によるリグニン中のαおよびγ位のカルボニル基の 定性および定量 (九大農)○高山 幸、割石博之、田中浩雄 P08 Cloning of a novel cytochrome P450 monooxygenase in quaking aspen (Populus tremuloides) (Plant Biotechnology Research Center, School of Forestry, Michigan Technological University)○Keish Osakabe、Vincent L. Chiang P09 カワラタケ(Coriolus versicolor)菌体外粗酵素によるカテキン類の変換とそのGTase 阻害活性 (三重大生物資源)○西田容子、光永 徹、船岡正光 P10 CAD遺伝子を導入したタバコでのCADの分布 (京大大学院農学研究科)○伊藤真記、高部圭司、藤田 稔、 (三井植物バイオ研)佐藤 茂、柴田大輔、(王子製紙叶X林資源研)日尾野 隆 P11 植物培養細胞を用いたバイオトランスフォーメーションによる有用物質の生産 (愛媛大農)○坪田弘志、伊藤和貴、橘 燦郎 P12 数種の植物懸濁培養細胞を用いたフェノール性化合物のバイオトランスフォーメーション (愛媛大農)好川 恵、光原知代、○伊藤和貴、橘 燦郎 P13 原子間力顕微鏡を用いたクラフトパルプ表面の観察 −脱リグニンが表面性状に及ぼす影響− (東大大学院生命科学研究科)○岡本哲明、飯塚堯介 P14 酸素漂白過程における共酸化現象の評価 (東大大学院生命科学研究科)○童 国林(Tong Guolin)、横山朝哉、松本雄二、 飯塚堯介 P15 生ゴミ処理スギチップのノルリグナン、リグニンの変化とパルプ化に及ぼす影響 (森林総研)○島田謹爾、加藤 厚、富村洋一、真柄謙吾、石原光朗、大原誠資、 (東京農工大農)福田清春 P16 担子菌による含硫黄へテロ環化合物の変換 −基質認識および代謝応答− (九大農)○一瀬博文、中溝真啓、割石博之、田中浩雄 P17 担子菌原形質膜機能解析モデルへのプロトプラストの適用 (九大農)○小林芳徳、割石博之、田中浩雄 P18 絶対嫌気性ルーメン細菌による非フェノール性ベンジルエーテルの解裂 (京大木研)○渡辺隆司、(農水省畜産試)梶川 博、工藤 博、 (農水省東北農試)近藤恒夫、(近大農)城代 進、(京大木研)中島由美、本田与一、 桑原正章 P19 白色腐朽菌によるポリエチレンの分解(III) (静大農)○飯吉由佳、堤 祐司、西田友昭 P20 リグニン生分解に関する研究(X) −Phanerochaete chrysosporiumが産生するMn非要求性ペルオキシダーゼ− (静大農)○片桐誠之、堤 祐司、西田友昭 P21 Differential Display法によるカワラタケの有害化学物質分解関連遺伝子の検索 (資源環境技術総研)○飯村洋介、辰巳憲治 P22 リグニン系土壌改良剤の開発(6)−改質リグニンの金属イオンとの相互作用− (東大大学院農学生命科学科)○斎藤京子、飯塚堯介 P23 Daphne odoraにおけるリグナン生合成について (京大木研)○奥西智哉、梅澤俊明、島田幹夫 P24 8-O-4' 型ネオリグナンのFusarium solani M-13-1による変換(第2報) (香大農)○岡本茂樹、片山健至 なお、討論会前日(10月26日13:30〜)に、日本木材学会バイオマス変換研究会シンポジウムが 開催されます。また、討論会終了後に「若手の会」があります。 (詳細は久保まで。speed@for.agr.hokudai.ac.jp) 参加登録料:一般7,000円、学生5,000円(講演集・送料を含む。)講演集のみは一部4,000円 振 込 先:郵便振込口座 02770-1-26796 講座名称 第42回リグニン討論会 申込・問い合わせ先: 〒060 札幌市北区北9条西9丁目 北海道大学農学部森林科学科木質資源化学講座 第42回リグニン討論会世話人 佐野嘉拓Tel 011-706-3638(Faxも同じ)