木材の科学と利用技術VII
「木材の科学と利用技術」は日本木材学会の研究分科会が木材に関連する最新の情報をテーマごとに実験や調査の結果を基にしてまとめた資料で,今回ご紹介する第Ⅶ巻は最近話題となっている次の5つのタイトルからなっています。テーマに関心のある方はぜひ購入をご検討ください。
第1分冊 ライフサイクルを考慮した木材加工の新技術
- 木材加工のあるべき姿
- リサイクル加工の現状と近年の動向
- 残廃材の有効利用技術 -吸着用木炭の製造-
- 木材加工状態の自動監視におけるセンサおよび計測技術
- 加工計測データの処理方法と加工状態の自動識別技術
- 長寿命工具の開発
- 切削加工機械の自動化
- 木材加工と作業環境
- 木材加工機械と環境負荷
第2分冊 木材の変動対策および利用
- 利用可能な木材資源 -熱帯人工林木材の利用の重要性-
- 木材利用における変動に対する対策(強度的性質,乾燥・注入性,耐久性,木質構造物の耐用年数と長寿命化)
- 木材利用を取り巻く社会の動き(木工を学ぶ好機到来,環境問題と木材利用,木材のエネルギー利用)
- 材質変動の利用(文化と生活,木材の材質変動の利用としての年輪年代学)
- 加工計測データの処理方法と加工状態の自動識別技術
第3分冊 エコフレンドリーな木材の化学処理
A. 環境低負荷型化学処理
- フェノール樹脂注入
- 天然化合物の機能を生かした木材の物性改良
- 多価カルボン酸処理
B.木材製品の環境負荷低減
- 室内空気汚染に関する各省庁の対策
- 木材塗装における環境負荷の低減
- 防腐処理における環境負荷低減
C.処理木材のリサイクル
- 処理木材の廃棄処理とリサイクル技術
- 超臨界流体による再資源化(ケミカルスの製造)
第4分冊 生態系を考慮した木造住宅とその材料開発・利用法
- 伝統的工法と現代的工法の技術的検討
- 北海道住宅史 北方型住宅(高断熱・高気密化住宅の基本的視点)
- 住宅の構造安全性確保に関する基本的視点
- 住宅の耐久性確保に関する基本的視点
- 住宅の維持管理に関する基本的視点
- 再利用・廃棄を考慮した材料開発の基本的視点
- 居住性に要求される基本的視点 -木材と人とダニ-
- 居住性(主として化学物質対策)に要求される基本的視点
- エクステリア用材開発に要求される基本的視点
- 街並み形成に要求される基本的視点
第5分冊 木材燃焼とダイオキシン生成に関する情報の整理
- ダイオキシン類による母乳汚染と生態影響
- 紙パルプ産業におけるダイオキシン問題
- 木材等の燃焼に伴うダイオキシン類の発生等について
- 木材の熱分解プロセス
価格:1セット(5冊)特価 1,000円
分冊(1冊)特価 200円 (送料は実費を申し受けます)
申込先 日本木材学会事務局 E-mail:office[at]jwrs.org([at]を@に変えて下さい)