Lecture by Prof. Y.S. Kim
組織と材質研究会では、春の木材学会大会時にシンポジウムなどを開催していますが、2015年3月は、韓国全南国立大学名誉教授の金潤受(Yoon Soo Kim)先生にお願いして生物劣化研究会と合同で講演会を開催しました。
講師 金潤受 先生 韓国全南国立大学名誉教授・前総長、韓国木材工学会・元会長、 国際木材科学アカデミー・常任幹事(IAWPS secretary)
Lecturer: Professor Y. S. Kim
Title: Pathological Wood Anatomy - A niche among many traditions and dogmas -
18:00-19:30, 18 March 2015 at TowerHall Funabori (Tokyo)
Kim先生は、主として病理木材解剖学の分野で国際的に活躍されてきました。日本木材学会、組織と材質研究会、生物劣化研究会のメンバーの中にも共同研究などを通じてお世話になった方も多いと思います。今回の講演会では、Kim先生の豊富な知識・経験から、ご自身の専門である病理木材解剖学、日本人の木材解剖学に対する寄与、情報が古くならない木材解剖学の特徴、国際的な研究協力の重要性などについて、1800年代からの様々な研究の紹介を織り交ぜながらお話しいただきました。
Kim先生、ありがとうございました。
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