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木材学会
岐阜大学


特別講演会

主催:日本木材学会
共催:(社)日本木材保存協会、(社)日本木材加工技術協会
後援:岐阜コンベンション・ビューロー 他

日時:4月3日(水) 14:30 〜 17:00

場所:岐阜大学小講堂


テーマ:「生命・環境・文化」

岐阜県立森林文化アカデミー学長 熊崎 実 先生
  「『木の文化』の復権」

 ベルリンの壁が崩壊したあと、世界はマネー経済の一元的な支配に服するようになり、近年そのマイナス面(貧富の差の拡大や地域経済の崩壊など)に人びとの注意が向けられるようになった。グローバル化の進展により世界システムはますます不安定性を増しているが、そのなかで地域の森林・林業をどのように守っていくか。もともと林業は地域に密着した産業である。それぞれの地域が、その自然環境に応じて健康な森をつくり、そこから地域が必要とする木材を持続的に生産しするのが本来の姿である。それは地域住民の生存と地域環境の形成にかかわっており、この部分までグローバル化の大波にさらすわけにはいかない。古来わが国には、木を育て、その木を無駄なく上手に使う「文化」があった。ところがその文化が消えうせ、木材が鉄やセメントなどの無機材料と同じようなセンスで使われ始めている。これではグローバル化の荒波から、地域の林業を守ることができないだろう。コミュニティの合意としての「木の文化」の復権が欠かせない。
 略歴
1935年岐阜県生まれ。森林総合研究所林業経営部長、筑波大学教授を経て岐阜県立森林文化アカデミー学長。木質バイオマス利用研究会代表、NPO緑の列島ネットワーク代表理事。

宮内庁式部職 山下 哲司 鵜匠 
  「鮎を追いかける鵜と鵜匠」

 都合により、杉山秀夫鵜匠から山下哲司鵜匠に代わってお話しいただきます。鵜を持ち込んでの実演も予定されております。

岐阜大学学長黒木 登志夫先生の講演(ゲノム・遺伝子研究のインパクト)は、当日臨時会議で東京出張のため、中止となりました。